腰痛について
腰痛とは、病気の名前ではありません。体に表れる症状を説明するための言葉で、一口に言ってもさまざまな原因があります。腰痛の原因は、8割以上は不明と言われています。
しかし生活習慣や労働環境などが主な原因とされていて、たとえば姿勢です。職業柄同じ姿勢を長時間続けていたり、猫背だったりすると腰に負担がかかって痛みが生じます。
腰痛は労働災害の6割以上も占めると言われていますから、同じ姿勢を続けていたり重い荷物を持ち運びしていると、腰を痛めることになりかねません。
運動不足は喫煙とも因果関係が深い
一般的なデスクワークから介護職、トラックドライバーやタクシー運転手などは腰に負担がかかりやすい職業ですから、原因を意識しこまめに対策をとりましょう。
運動不足も腰痛になる原因の一つで、体を動かしていないと腰を支える筋力が低下し痛みが発生します。運動不足は喫煙とも因果関係が深いと言われていて、日頃からたばこを吸う人は注意してください。
職場や日常生活でのストレスも腰痛の原因になるとされていて、肉体だけではなく精神面も考えなければいけません。
ストレスを溜めない環境作りが大事
体の負担を軽くするだけではなく、ストレスを溜めない環境作りも意識しましょう。腰痛には原因がわかっているものも多く、何らかの病気が関連しています。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症がその代表例で、その他の病気でも腰に痛みを感じることはよくあります。また女性特有のものとして、妊娠や生理も原因です。
妊娠すると大きなお腹を支えるために腰に負担がかかりやすく、生理痛も下腹部だけではなく腰痛も伴うケースがあります。このように一口に腰痛といってもさまざまな要因があり絡み合っている場合もあるので、一つと断定できません。
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